アメリカ南東部(ペンシルバニア州からフロリダ州)原産の落葉高木。ニシキギ、ニッサボクと並び世界三大紅葉樹として知られる。樹皮は灰色で、原産地では樹高は20m、径は60cmに達する。葉は互生し、葉身は長さ5-20cmの卵形から楕円形、縁に鋸歯がつき、先は尖る。濃緑色から秋には鮮やかに紅葉する。葉に酸味があるのでスイバノキ(Sourwood)と呼ばれる。6-8月に枝先に円錐花序をだし、1cm程の壷形の白色の花を多数つける。本種はスズランノキとしても流通するが、ツツジ科ゼノビア属のゼノビア(Zenobia pulverulenta)もスズランノキと呼ばれる。
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