米国・テキサス州からメキシコ原産の大型の常緑多年草。国内には明治12年に繊維原料植物として導入された。アオノリュウゼツランはリュウゼツランの一種。リュウゼツランは葉に黄色の斑が入るが、アオノリュウゼツランは斑が入らない。繁殖力が旺盛で小笠原、奄美、沖縄諸島で帰化している。葉は多肉質で灰白色、根際から叢生し、葉身は長さ1-2m、幅30cmの線状披針形、縁に1cm程の硬い針がつく。数十年に一度開花し、4-8mの花茎を直立し、淡黄色の筒型の花を円錐状につける。開花後に枯死する。公園などで観賞用に植栽される。
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