HOME  BACKヤマノイモ科ヤマノイモ属   つる性多年草
ニガカシュウ (苦荷首烏)
Dioscorea bulbifera
  山野に生えるつる性の多年草。名前の由来は、塊根やむかごが苦く、塊根や葉がツルドクダミ(生薬名:何首烏(カシュウ))に似ることによる。地下に大きな円形の塊根があり、外皮は黒色、ひげ根が多くつく。茎は長く分枝する。葉は互生し、長柄、葉身は長さ5-13cmの円心形、7-11脈あり、縁は全縁、先が急に尖る。葉腋にむかごがつく。雌雄別株。国内には雄株が多い。8-9月に葉腋から穂状花序を下垂し、小さな黄緑色の花をつける。花被片は6個、雄しべは6個。果実は長さ1.5-2.5cmの長楕円形の刮ハ。
英  名Air potato
別  名マルバドコロ
原産地/原生地東アジア
花  期8月-9月
地  域本州・関東以西、四国、九州、沖縄
種  別自生
ニガカシュウニガカシュウ
ヤマノイモ科ヤマノイモ属の仲間

iPhoneアプリ-花しらべ