HOME  BACKカバノキ科ハンノキ属   落葉高木
ハンノキ (榛の木)
Alnus japonica
  湿地や川辺などの湿った場所に生育する落葉高木。樹高は20m、径は60cmに達する。葉は互生し、葉柄は2-3cm、葉身は長さ5-13cmの長楕円形、縁に細かい鋸歯があり、先は尖る。基部はくさび形。雌雄同株。11-3月に、葉の転回前に花をつける。枝先に長さ4-7cmの黒褐色の円柱形の雄花序を尾状に2-5個垂れ下げる。雄花序の下の葉腋に小さな紅紫色の雌花序をつける。果穂は長さ1.5-2cmの球果状、果実は堅果、10月に熟す。公園樹として植栽される。材は建築材や家具材などで、樹皮や果穂にはタンニンが含まれ染料として、農地に植え稲木(イナギ)で利用される。
英  名Japanese alder
別  名ハリノキ、ハリ
原産地/原生地日本、台湾、朝鮮半島、中国、南千島、ウスリー
花  期12月-3月
樹  高7-20m
地  域日本全土
環  境山地/河原/草原/池沼
種  別自生/栽培
ハンノキハンノキ
ハンノキハンノキ
カバノキ科ハンノキ属の仲間

カバノキ科の仲間

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