北アメリカ原産の落葉高木。国内には、明治時代に導入された。高さは5-15m。樹皮は黄褐色または灰褐色。葉は対生し、長さ15-25cmの奇数羽状複葉、小葉は長さ5-10cmの卵形、先は尖り、縁は全縁または鋸歯がある。雌雄別株。4-5月に上部の枝の葉腋に花序をだす。雄花の葯は赤茶色で散房状に、雌花は黄緑色で15-50個総状につけ、花弁はない。果実は長さ約3cmの翼果、9月に熟す。葉が美しく公園樹や街路樹で植栽される。園芸品種には葉に斑が入るフラミンゴ(cv. Flamingo)、黄金色のケリーズ・ゴールド(cv. Kelly’s Gold)、黄色の覆輪が入るオーレオマルギナータ(cv. Aureomarginatum)などがある。
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