プラタナスはスズカケノキ属の総称。プラタナスは、ギリシャ語の platys（広い）が語源で、葉が広く大きいことに因む。果実が鈴のように懸かっていることから「スズカケノキ」、樹皮がまだらにはがれ、迷彩柄になる事から「自衛隊の木」とも呼ばれる。世界の都市で街路樹・庭園樹として植栽されている。イギリスでスズカケノキとアメリカスズカケノキで交配されたモミジバスズカケノキが、国内ではよく見られる。葉は互生し、葉身は長さ10-20cmの広卵形、掌状に3-5中裂、縁に葉牙がある。基部はハート形。雌雄同株。4-5月に1-2cmの球形の花序をつける。果実はそう果が集まった4cm程の球形の集合果。