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乾いた林縁や谷筋などに分布する常緑低木。名前の由来は、小さな実が多数つく様子を小さな坊や(小小ん坊)に見立て、転訛し、シャシャンボになったとされる。よく分枝し、高さは2-5m。葉は革質でつやがあり、互生、葉身は長さ2-7cmの卵状楕円形、縁は全縁または浅い鋸歯があり、先は鋭く尖る。5-7月に、上部の枝の葉腋に長さ4-10cmの総状花序を横向きにだし、小さな白色の壺状の花を下向きに多数つける。花冠の先は5浅裂、雄しべは10個。果実は径5-6mmの球形の液果、9-10月に黒紫色に熟す。甘酸っぱく食用になる。
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