南アメリカ原産の球根草。アルストロメリア属は60種以上あり、ブラジル・アルゼンチン・ペルー・チリなどに自生する。属名(Alstroemeria)は、18世紀のスウェーデンの植物学者クラウス・フォン・アルストロマー(Claus von Alstroemer)の名前に因む。高さは50-100cm。葉は互生し、葉身は長さ3-10cmの楕円形からへら形。5-7月に茎頂に散形花序をだし、長さ3-5cmの赤色の筒状の花を3-9個つける。花被片は赤、紫褐色の斑点があり、頂部は緑色。果実は径1cmの球形の刮ハ。花壇から切り花で利用される。
|