HOME  BACKホルトノキ科ホルトノキ属   常緑高木
ホルトノキ
Elaeocarpus zollingeri
  沿海部の林内に生育する常緑高木。名前の由来は、ポルトガルの木の転訛で、平賀源内が本種をオリーブ(オリーブオイルはポルトガル油ともいう)と勘違いしたことによるとされる。上部で分枝し、高さは5-15m。樹皮は、灰褐色で平滑または細かく裂ける。葉は革質、枝先に集まってつき互生、葉柄は長さ5-15mm、葉身は長さ5-10cmの倒披針形、先は尖り、縁に鈍い鋸歯がある。古い葉は落ちる前に紅色になり、常に紅色の葉がまばらに見られる。6-8月に前年枝の葉腋に長さ4-10cmの総状花序をだし、小さな白色の花を多数下向きにつける。萼片は5個、花弁は5個。花弁の先は糸状で雄しべは多数つく。果実はオリーブに似た長さ1.5-2cmの長楕円形の核果、11-2月にはじめ緑色でのちに黒紫色に熟す。街路樹や公園樹で植栽される。
別  名モガシ
原産地/原生地日本、韓国・済州島、台湾、東南アジア
花  期6月-8月
樹  高5-15m
地  域本州・千葉県以西、四国、九州、沖縄
環  境海岸
種  別自生/栽培
ホルトノキホルトノキ
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