地中海沿岸、北アフリカ原産の多年草。葉は対生し、葉身は4-8cmの長楕円形から卵形、表面が灰緑色の綿毛で覆われ、細かい縮れがある。5-7月に茎頂に穂状花序をだし、1-2cmの紫または白色の唇形の花をつける。古代ギリシャからハーブとして使われ、強い抗酸化作用があり老化防止効果があるため「セージを植えた家には死人が出ない」といわれてきた。園芸品種には葉色が黄色のゴールデンセージ(cv. Icterina)、緑・紫色のパープルセージ(cv. Purpurascens)、縁・白・赤紫色のトリカラーセージ(cv. Tricolor)などがある。
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