沢沿いの湿り気のある場所に生える多年草。名前の由来は、ネコノメソウの仲間では花が美しく、花後につく実の裂け目が猫の目に見えるからとされる。花後に走出枝を伸ばす。葉は対生し、葉身は1cm程の扇形で分裂する。3-4月に茎先に小さな花をつける。花弁はなく4個の萼片がつく。裂開前の葯は紅色。基本種は近畿、中国地方に分布する白い軟毛が多いシロバナネコノメソウ。