北半球に100種以上の原種が分布し日本には15種が分布する。球根草。属名はケルト語のli(白い)とlium(花)が語源。茎は直立し茎頂に漏斗形や筒形の花を単生または総状につける。19世紀以降欧米で品種改良が盛んになり多数の園芸品種がある。主に、アジア原産のユリを中心に交配されたアジアティック・ハイブリッド、マルタゴンリリーなどを親とするマルタゴン・ハイブリッド、タカサゴユリやテッポウユリなどを親とするロンギフローラム・ハイブリッド、ヤマユリやカノコユリなどを親とするオリエンタル・ハイブリッドを含む9群の園芸グループに分けられる。
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