林内に生育する常緑小低木。名前の由来は、赤い果実がよく似るセンリョウより大きいことから。高さは30-100cm。葉は濃緑色、互生、葉身は長さ5-15cmの長楕円形、縁に波状の鋸歯があり、側脈は12-18対。7-8月に枝先に散形花序をだし、小さな白色の花をつける。花冠は筒形、先が5深裂する。果実は径6-8mmの球形の核果、11月頃に赤く熟す。庭木や鉢植えなどで栽培される。縁起物としてセンリョウとともに正月の飾りに使われる。白色の果実をつけるシロミノマンリョウや黄色の果実をつけるキミノマンリョウがある。
|