北アメリカ原産で明治時代の中頃に観賞用・緑化用に導入された多年草。現在は各地で野生化しており河川敷や荒れ地などでしばしば大群落をつくる帰化植物。コレオプシス属はギリシャ語のkoris(ナンキンムシ)とopus(似る)が語源で、そう果の形がナンキンムシに似ることに因む。約30種が北アメリカに自生する。茎は束生し草丈は40-100cm。根生葉は長い柄があり3-5小葉、茎葉は対生する。5-7月に茎頂に6cm程のキバナコスモスによく似た黄色の花をつける。本種は我が国の生態系等に被害を及ぼし、積極的に駆除を行う必要がある緊急対策外来種に指定されている。
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