マダガスカル島原産の落葉高木。熱帯・亜熱帯を代表する花木で公園樹、街路樹などで植栽される。名前の由来は、葉の形を中国の伝説の鳥であるホウオウ(鳳凰)の羽に見立てた。高さは5-15m、樹冠は傘状に広がる。樹皮は灰褐色。葉は互生、2回羽状複葉、葉柄は長さ7-12cm、15-20対、長さは5-10cm、20-30対の小葉は長さ4-8mm。枝先に総状花序をだし、径7-15cmの紅緋色や黄色の5弁花をつける。果実は長さ30-50cmの豆果、種子は20-40個。ハワイでは種子がレイで利用される。熱帯地域の公園樹などで植栽される。カエンボク、ジャカランダととも世界三大花木のひとつ。
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