熱帯アジア原産のつる性の一年草。国内には、江戸時代に導入された。沖縄で多く栽培されている。つる性で果実がレイシ(ライチ)に似ることからツルレイシと呼ばれる。つるは枝分かれし、長さ4mに達する。葉は互生し、葉柄は長さ2-4cm、葉身は長さ5-10cmの卵形から楕円形、掌状深裂、縁に鋸歯がある。7-9月に径3-4cmの黄色の花をつける。花冠は5裂し、雄しべは3個。果実は長さ10-30cmの細長い紡錘形。果皮を食用とし、カリウム・ビタミンCを多く含み、健胃・糖尿病・高血圧などに効果がある。夏の日差しをさえぎるため、緑のカーテンとして利用される。
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