|
ホオズキ属は主にアメリカ大陸に分布し、熱帯から温帯にかけて約80種が知られる。属名(Physalis)は、ギリシャ語のphysa(水泡、気泡)が語源。名前の由来は、子供が実の皮を口に含み、膨らませて鳴らして遊ぶことから「頬つき」が訛ってホオズキになったという説がある。茎は無毛で、高さは30-100cm。葉は互生し、葉身は長さ3-12cmの広卵形、縁に鋸歯があり、先が短く尖る。5-7月に葉腋に径約2cmの淡黄色の花をつける。花冠は広鐘形で5裂する。雄しべは5個。果実は赤橙色の苞に包まれ、径1-1.5cmの球形の液果、赤く熟す。下町の夏の風物詩である浅草寺の「ほおずき市」は功徳日にあたり、この日に参拝すると「四万六千日お参りしたのと同じ功徳を得られる」という。鉢植えやドライフラワーなどで利用される。
|