南アフリカ原産の多年草。カリフォルニア州やオーストラリアで雑草化している。帰化植物。匍匐茎を伸ばして四方に広がり、直立し、高さは20-40cm。根出葉はロゼット状、葉身は長さ5-20cmの長楕円形、羽状に切れ込み、葉の裏に綿毛が密生する。4-11月に径3-6cmの黄色の頭花を1個つける。筒状花と舌状花は黄色、舌状花は16-25個つく。果実は長さ約2mmの長楕円形の痩果。グランドカバーなどで利用される。筒状花が黄色のものはワタゲツルハナグルマ(A. prostrata)、紫色を帯びるものはワタゲハナグルマ(A. calendula)と呼ばれる。
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