ヨーロッパ原産の多年草。国内では、1933年に札幌で確認された帰化植物。北海道や本州の日当たりの良い草地や道端に普通に自生する。名前の由来は、フランス名のSalade de porc(豚のサラダ)の訳から。茎は上部で1-3分枝し、高さは40-100cm。根出葉はロゼットを形成し縁に不規則な切れ込みがある。葉が猫の耳に似ることから英名でCat's Earと呼ばれる。5-10月に茎先に径約4cmの黄色の頭花をつける。タンポポに似るが、タンポポの高さは40cm位迄で、ブタナは1m位になるので容易に見分けることができる。
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