日当たりの良いあぜ道や湿り気のある草地に自生する多年草。名前の由来は、蛇が食べそうなイチゴ(実際は食べない)、または、蛇が生息するような湿った草薮に生えることからとされる。茎は地を這い、草丈は10cm程。葉は互生、3小葉、小葉は2-3cmの卵形、縁に粗い鋸歯がある。4-6月に葉腋に1-2cmの黄色の5弁花をつける。副萼片と萼片の長さはほぼ同じ。果実は食用になるがおいしくない。よく似るヤブヘビイチゴとの見分け方は、ヘビイチゴの花は一回り小さく、副萼片と萼片の長さがほぼ同じで、ヤブヘビイチゴは副萼片が萼片より長い。
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