ヨーロッパ原産の一年草。暖地の海岸付近に自生する帰化植物。沖縄では普通にみられる。名前の由来は、花が瑠璃色で葉がハコベに似ることから(ハコベの仲間ではない)。茎は4稜あり、分枝・斜上し、高さは10-30cm。葉は対生し、無柄、葉身は長さ1-2cmの卵形、全縁、先が短く尖る。1-6月に葉腋から花柄をだし、径1-2cmの瑠璃色の花を1個つける。花柄は長さ2-3cm、花冠は5深裂、花喉部は赤色、雄しべは5個。果実は径4mmの球形の刮ハで横に割れる。花色が赤橙色のものはアカバナルリハコベ(f. arvensis)という。
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