ヨーロッパ、アジア、アフリカ原産の多年草。属名のダイアンサス(Dianthus)はギリシア語のdios(神聖)とanthos(花)が語源。ナデシコは「なでいつくしむ」という意味がある。ビジョナデシコ(D. barbaltus)は総苞片が長いひげのように伸びるのが特徴。タツタナデシコ(D. plumarius)はヨーロッパ原産で花の中心に蛇の目模様がある。セキチク(D. chinensis)は中国原産でヨーロッパで品種改良された。葉が竹に似ることからセキチクと呼ばれる。花壇、鉢植え、切り花などで利用される。
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