アメリカのアリゾナ州からメキシコにかけて分布する多年草。属名(Salvia)は、ラテン語のsalvus(健康な)が語源で古くから薬用として用いられてきた。種小名のミクロフィラはギリシャ語で小さな葉の意。高さは40-120cm。葉は対生、葉身は長さ2-4cmの卵形から楕円形。4-11月に茎頂に穂状花序をだし、長さ約1cmの唇形の赤色や白色の花をつける。花壇などで利用される。チェリーセージはサルビア・ミクロフィラ(Salvia microphylla)とサルビア・グレッギー(Salvia greggii)の流通名。よく見られる園芸品種にホット・リップス(S. microphylla cv. Hot Lips)がある。
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