熱帯アメリカ原産で江戸時代に観賞用に導入された一年草。センニチコウ属は熱帯アメリカを中心に約100種が分布する。名前の由来は、センニチ(千日=長い間)花が咲くことから。茎は直立し株立ち状になる。葉は対生し、葉身は5-10cmの長卵形。6-10月に茎頂に3cm程の赤・白・淡紅色の頭状花をつける。園芸品種には赤色のストロベリーフィールズ(cv. Strawberry Fields)や淡紅色のファイアーワークス(cv. Fireworks)、仲間には花色が橙黄色で葉が披針形のキバナセンニチコウ(G. haageana)などがある。花壇・鉢植え・ドライフラワーなどで利用される。
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