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ペラルゴニウム属で南アフリカ原産のモンテンジクアオイ(P. zonale)やインクイナンス(P. inquinans)などの交雑で育成された品種群がゼラニウムと呼ばれる。江戸時代末期に導入された四季咲き性の多年草。属名(Pelargonium)は、ギリシア語のpelargo(コウノトリ)が語源で、果実の形がコウノトリのクチバシに似ることによる。別名のテンジクアオイは、テンジクから導入されたアオイに似た葉をもつ植物という意であるが、テンジク(=インド)のことではない。高さは20-80cm。葉はふつう対生し、掌状または羽状分裂、縁に鋸歯のあるものが多く、臭いのあるものが多い。茎先に散形花序をだし、径約4cmの赤色、白色、淡紫色の5弁花をつける。果実は刮ハ。多くの園芸品種があり花壇や鉢植えなどで利用される。ハーブの一種でゼラニウムの精油は消化液分泌やホルモン分泌のバランスの回復に使われる。
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