熱帯アメリカ原産の多年草。国内には、江戸時代に観賞用に導入された。帰化植物。名前の由来は、種子の中がオシロイのような白い粉状であることによる。英名のfour-o'clockは夕方の4時頃から咲きだすことによる。高さは50-150cm。葉は対生し、葉身は長さ5-10cmの卵形。6-10月に茎頂や葉腋に径約3cmの芳香のある白、黄、淡紅、赤色や絞り模様の花を集散状に数個つける。花冠は筒状漏斗形で5裂し、花弁状のものは萼片で、花弁はない。雄しべは5個。夕方に開花し、朝には閉じる。果実は径5-6mmの黒色の球形の痩果。花壇などで利用される。根茎が有毒で誤食すると嘔吐・腹痛・下痢を起こす。
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