北アフリカ原産で古い時代に伝わったつる性の一年草。名前の由来は、夏に夕方に開いた花が翌朝にしぼんでしまうことから。茎は地を這い、20mに達することがある。葉は互生し、葉身は心形、掌状浅裂。8-10月に葉腋に10-15cmの白色の漏斗形の花をつける。ヒョウタンの仲間で果実が細長い形のものはナガユウガオ、洋ナシ形のものはマルユウガオと呼ばれる。かんぴょう(干瓢)は果肉を細長い帯状に剥いて天日乾燥したもので、食用にされる。アサガオ・ヒルガオ・ヨルガオはヒルガオ科でありユウガオとの間には類縁関係はない。ヨルガオがユウガオと呼ばれることがある。
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