亜高山から高山帯の岩場や草地に自生する多年草。名前の由来は、岩場に生え、光沢のある葉を鏡に例えた。葉は根生し、葉身は円形、縁に鋸歯がある。6-8月に、長い花茎を伸ばし、1-2cmの淡紅色の花を下向きに総状につける。花弁は5個で、先が細かく裂ける。イワカガミ属には花を1-5個つけ高山帯に分布するコイワカガミ(f. alpinus)、花を3-10個つけ亜高山帯に分布するイワカガミ(f. soldanelloides)、低山帯に分布するオオイワカガミ(var. magnus)、白色の花をつけ低山から亜高山帯に分布するヒメイワカガミ(S. ilicifolius)などがある。(3枚目の写真はコイワカガミ)
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