道端や草地などに普通に見られる球根草。名前の由来は、小葉が夜に閉じて(睡眠運動)、葉の一方だけが食べられたように欠けて見えることからカタバミ(片喰)と名付けられた。地面を這うように茎を伸ばし上部は立ち上がり、草丈は5-20cm。葉は互生し、3小葉、小葉は1-2cmの倒心形。3-11月に1cm程の黄色の5弁花を散形につける。果実は1-2cmの円柱形の刮ハ。全草にシュウ酸カリウムを含み誤食すると消化器官の粘膜に炎症を起こすことがある。仲間には、葉が赤いアカカタバミ、茎が立ち上がる(草丈:20-50cm)オッタチカタバミがある。
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